2005年度工学院大学 第1部応用化学科
無機固体化学(Solid State Chemistry)[1472]
2単位 池上 隆康 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 無機化合物材料は結晶格子が機能素子として働くので、構造が簡単で信頼性の高い機能性材料を製造できる。また、一つの結晶格子を一つの素子として利用すると材料のナノ化も可能である。本授業は、無機材料の合成技術開発で必要となる化学の基礎を習得する目的で行う。
- <授業計画>
- 1.結晶相の制御(1,2,3)
2.表面と粒界(1,2) 3.成形とレオロジ(1,2) 4.格子欠陥と拡散(1,2) 5.構造材料(1,2)
- <成績評価方法及び水準>
- 授業中に小テスト(配点20点)を行うと同時にレポート(配点20点)の提出を求める。期末テストは配点を60点とする。最終的に合計100点で評価する。
- <教科書>
- 応用化学シリーズ「機能性セラミックス化学」掛川一幸他著。朝倉書店
- <参考書>
- 「セラミックスの化学」柳田博明編著 丸善株式会社等の固体化学に関する専門書
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎:授業終了後
- <学生へのメッセージ>
- 固体化学では現象が平衡的に進むとは限らずに非平衡状態もありうることを理解すること。また、ある温度で個々の原子が有するエネルギーを測定すると、エネルギーは一定でなく、分布していることが分かる。温度が高くなると大きいエネルギーを有する原子が増加することを理解していると、固体反応が理解しやすい。
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