2005年度工学院大学 第1部応用化学科
△芸術学各論(Particular Subject of Art Studies)[1268]
2単位 吉田 司雄 助教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 本年度は「怪物とロボットの文化史」という内容で講義を行う。西洋の大航海時代以前からのオリエンタリズムの中で表象された「怪物」イメージが、やがて近代科学による人造人間(ロボット)誕生を描くSF的な文学・映画・アニメにおいてどのように変容し再編されていったかを文化史的に辿ろうという試みである。文学や映画などに対する関心を養うと共に、科学技術や異文化接触が人々に何をもたらしてきたのかを多面的に考えてもらうきっかけとしたい。授業の目標は単に知識を増やすことではない。自らの思考と表現を導き出すための批評力を身につけることにある。
- <授業計画>
- 1. ガイダンス
2. オリエンタリズムと「怪物」の表象 3. 大航海時代と「食人種」の発見 4. フランケンシュタインの怪物はなぜ生まれたか 5. フランケンシュタインの怪物はいかに表象されたか 6.「ロボット」の誕生−チャペック『R.U.R』 7.『未来のイヴ』の女性「アンドロイド」 8. フリッツ・ラングの映画『メトロポリス』 9. 蒸気人間からアシモフのロボット3原則まで 10.『鉄腕アトム』の誕生 11.『サイボーグ009』の宿命 12.『ブレードランナー』の主題 13. 未来都市とポストコロニアリズム
- <成績評価方法及び水準>
- 授業にきちんと出席することが成績評価の前提。学期末にレポート提出を求めるほか、授業内容の確認テストを(場合によっては複数回)行なう。レポート、確認テスト、平常点をもとに総合的に評価し、60点以上のものに単位を認める。ただし、確認テストで一定の点数に達していなかった者のレポートは、評価の対象としない。
- <参考書>
- 教場で随時紹介する。
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎2772研究室(または「芸術学各論」の教室) 月12:20〜13:00
それ以外は教員に直接たずねること。
- <学生へのメッセージ>
- 第一回目の授業時に成績評価方法等、具体的に説明するので必ず出席すること。
なお、授業計画については変更もありうる。
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