2005年度工学院大学 第1部応用化学科
△有機化学実験(Organic Chemistry Laboratory)[1234]
2単位 倉持 智宏 教授 [ 教員業績 JP EN ] 山口 和男 講師 [ 教員業績 JP EN ] 南雲 紳史 助教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 基礎的な単位操作および合成実験を行ない,有機化学実験の基本を修得する。
以下に具体的な達成目標を記す。 蒸留装置,反応装置などの組み立て方法を習得する。使用する化学薬品および合成した生成物の性質を把握する。効率よく目的物を合成する。有機化学実験のレポートの書き方をマスターする。
- <授業計画>
- 1. 有機化学実験のガイダンスおよび実験器具の確認を行う。
2. <単蒸留> 蒸留装置の組み立て方を習得しベンゼンおよびベンゼン―水,トルエン―四塩化炭素,共沸蒸留を行う。 3. <分別蒸留>メタノール―水,トルエン―四塩化炭素,未知検液の分別蒸留を行う。また単蒸留と比較する。 4. <水蒸気蒸留> 水蒸気蒸留によってトルエン中に含まれる溶存物質(アントラセン)を回収する。 5. <減圧蒸留> 水の減圧蒸留を行い沸点と圧力との関係を求める。 6. <抽出> 分液ロートを用い酸性物質と中性物質を分離,回収する。 7. <脱水反応> シクロヘキサノールからシクロヘキセンを合成する。 8. <置換反応(臭素化)> ブタノールから臭化ブチルを合成する。 9. <エステル化> 安息香酸とメタノールから安息香酸メチルを合成する。 10. <ニトロ化> ベンゼンからニトロベンゼンを合成する。 11. <還元反応> 前回合成したニトロベンゼンからアニリンを合成する。 12. <アセチル化> 前回合成したアニリンからアセトアニリドを合成する。また融点測定による合成確認を行う。 13. <スルホン化> トルエンからρ-トルエンスルホン酸ナトリウムを合成する。
- <成績評価方法及び水準>
- 授業前に提出するレポート,予習(実験ノート),実験技術(態度)および定期試験(実験内容の理解)がそれぞれ60点以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 「有機化学実験」 (教材プリント)
- <参考書>
- 「基礎有機化学実験」 畑 一夫,渡辺健一共著 (丸善)
- <オフィスアワー>
- 授業前後
- <学生へのメッセージ>
- 実験室内では常に危険防止に注意し,安全メガネ(またはメガネ)をかけること。
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