2005年度工学院大学 第1部応用化学科

物理学II(Physics II)[3111]

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2単位
幸村 孝由 講師  
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最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
物理学IIでは、物理学Iで学んだ力学の知識を基礎にして、熱力学と電磁気学の基礎についての講義を行う。熱力学の講義の部分では、熱力学状態量や熱のもつ物理的意味を理解し、物理現象を微視的立場から把握できることを目的とする。また、電磁気学の講義の部分では、電磁現象を「場」という概念により統一的に表現する法則・方程式に関して基礎知識を習得することを目的とする。

<授業計画>
13回程度ある授業のうち、前半1〜5あるいは6回までは熱力学を、6または7〜13回までを
電磁気学について講義する。以下が、その内訳になります。

<熱力学>
  1回 はじめに:熱力学的記述、熱平衡、準静的状態変化
  2回 熱力学第一法則:内部エネルギー、熱と仕事
  3回 熱力学第二法則I:Clausius の原理、Thomson(Kelvin)の原理、熱機関
  4回 熱力学第二法則II:Carnot の原理、Carnot サイクル
  5回 熱力学第二法則III:Clausius の不等式、エントロピー

<電磁気学>
  6回 はじめに:電磁気学とは.(できれば ベクトル解析)
  7回 クーロンの法則、ガウスの法則
  8〜10回 アンペールの法則,ファラデーの法則、ビオ・サパールの法則
  11〜12回 マクスウェル方程式.電磁波

13は熱力学、電磁気学以外の分野について講義する予定である
  13回 相対性理論入門:特殊相対論
  
  14回 定期試験

<成績評価方法及び水準>
成績評価=A+R×Bとし,その値が60点以上の者に単位を認める。
A=期末試験の評価点(100点満点),B=小テスト、レポート課題による評価点(25点満点)。Aが35未満はR=1,Aが35以上はR=[(100−A)/65]

<教科書>
「理工系物理学」加藤潔著(培風館)

<参考書>
熱力学、電磁気学の教科書は数多くのものが出版されているので、各自自分にあったものを探すのも良い。しかし、あまり目移りせず、一冊の本を深く理解することをすすめる。
あくまで参考ではあるが以下の教科書をあげておく。
戸田盛和「熱力学」岩波書店
フェルミ「熱力学」三省堂
長岡洋介「電磁気学III」岩波書店
砂川重信「電磁気学」岩波書店

<オフィスアワー>
火曜日2限(八王子校舎)

<学生へのメッセージ>
基本から、ゆっくりとしたペースで授業を進める予定です(約束はできないかも)。また、授業のことに関する質問は大歓迎です。オフィスアワー以外で質問に来る際には、電子メール(メールアドレスは一回目の講義の際に連絡する)で連絡のこと。 また、講義中にも演習を兼ねた例題の解説を行なうことがあるが、演習問題の解説を行なうことが本講義の目的ではない。演習をこなし、より理解を深めたい学生は、物理学演習IIを履修することを勧める。

<備考>
なお、講義の進行状況によっては、前期に開講された物理学Iの講義期間中にシラバスに記載した内容の講義を全て終えることができないことがある。その場合は、物理学IIの最初の1,2回分の
講義の際に、物理学Iの内容について講義することがある。
また講義では、毎回ではないが、予習・復習を兼ねた宿題をレポートして提出してもらい、小テスト(2回程度の予定)も行う予定である。
講義に出席するには、毎回の予習復習などの各自の努力が絶対不可欠である。

 

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