2005年度工学院大学 第1部応用化学科
○物理学I(Physics I)[3110]
2単位 幸村 孝由 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 物理学Iでは、物理学を学ぶにあたり最も基本的な力学についての講義を行う。力学は、物理学の中で最も早く体系化された分野であり、自然現象の中から法則性を見出す物理学(自然科学)の方法が典型的に現れている。講義では、このことに注意しながら、力学で使われる基礎概念や物理量の意味を理解できるようにしたい。
- <授業計画>
- 1〜3回 数学的準備
運動の記述に必要な、位置、速度、加速度、ベクトル、さらに微分積分などについて復習する。
4〜5回 ニュ−トンの運動方程式 簡単な運動(落下運動、抵抗のある運動、束縛運動)
6〜7回 ニュートンの運動方程式 複雑な運動(単振動、強制振動、減衰振動、円運動
8〜9回 運動の保存、力学的エネルギーの保存則 運動量の保存、重心、非弾性衝突、仕事、エネルギー保存、ポテンシャル
10〜11回 角運動量 角運動量保存則、中心力、2体問題、惑星の運動
12〜13回 剛体の運動 剛体の記述、剛体の運動方程式、慣性モーメント、剛体の運動エネルギーなど
14回 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 成績評価=A+R×Bとし,その値が60点以上の者に単位を認める。
A=期末試験の評価点(100点満点),B=小テスト、レポート課題による評価点(25点満点)。Aが35未満はR=1,Aが35以上はR=[(100−A)/65]2。
- <教科書>
- 「理工系 物理学講義」加藤潔著(培風館)
- <参考書>
- 力学の教科書は数多くのものが出版されているので、各自自分にあったものを探すのも良い。しかし、あまり目移りせず、一冊の本を深く理解することをすすめる。以下は、あくまで参考までに以下のの教科書をあげておく。
吉田春夫 「キーポイント力学」岩波書店 兵頭俊夫 「考える力学」 学術図書出版社 戸田盛和 「力学」 岩波書店
- <オフィスアワー>
- 火曜日2限(八王子校舎)
- <学生へのメッセージ>
- 基本から、ゆっくりとしたペースで授業を進める予定です(約束はできないかも)。また、オフィスアワーを利用した授業のことに関する質問は大歓迎です。また、オフィスアワー以外で質問に来る際には、電子メール(メールアドレスは一回目の講義の際に連絡する)で事前に連絡をとること。 また、講義中にも演習を兼ねた例題の解説を行なうことがあるが、演習問題の解説を行なうことが本講義の目的ではない。演習をこなし、より理解を深めたい学生は、物理学演習Iを履修することを勧める。
- <備考>
- なお、講義の進行状況によっては、物理学Iの講義期間中にシラバスに記載した内容の講義
を全て終えることができないことがある。その場合は、後期に開講される物理学IIの最初の1,2回分の 講義の際に、物理学Iの内容について講義することがある。
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