2004年度工学院大学 第2部建築学科

法学A(日本国憲法1単位含)(Law A)[3715]

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2単位
飯島 滋明 非常勤講師

最終更新日 : 2004/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
「社会あるところに法あり」との諺のように、人間が生活を営む上で法は必要不可欠なものとなっています。本授業では、その法の中でも「国家の最高法規」とされる憲法、その憲法の中でも特に「統治機構」の分野の理解を深めてもらいたいと考えています。一人一人の個人がかけがえのない存在として扱われるために、なぜ「憲法」が「統治」のあり方を定めるのか、そして憲法に合致した政治とはどのような政治なのかということを皆さんに考えてもらい、皆さんなりの考えを身につけてもらうことに本授業の目的があります。

<授業計画>
第1講:憲法とは何か
―――なぜ、そしてどのように「統治」のあり方が日本国憲法で定められているのか ――
第2講:国民主権
―――樋口・杉原論争を手がかりに ―――
第3講:国会
―――二大政党制は日本では望ましい選択肢か―――
第4講:内閣
―――「首相と恋人は自分で選ぼう」はbestか:首相公選制の持つ問題―――
第5講:裁判所
―――「司法の民主化」はどのような問題を持つか ―――
第6講:地方自治
―――「民主主義の学校」(ブライス)とは―――

<成績評価方法及び水準>
授業への出席状況や授業中に行う小テストまたは小レポート、学期末の筆記試験などにより総合的に評価し、60点以上の者に単位を認めます。成績評価方法および水準の詳細について、第一回目の授業で説明するので、必ず出席して下さい。

<教科書>
特に指定しません。授業の際にレジュメを配布します。

<参考書>
授業の際に随時紹介します。

<オフィスアワー>
授業開始前の1時間前は兼任講師室。授業終了後は教室。

<学生へのメッセージ>
授業内容に関しては、受講者の希望をできる限り取り入れたいと考えていますので、随時取り上げてほしいトピックを講師までお伝えください。

 

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