2004年度工学院大学 第1部機械工学科 エコエネルギーコース

レオロジー(Rheology)[5494]

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2単位
佐藤 貞雄 助教授  
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最終更新日 : 2004/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 高分子材料(ゴムやプラスチック)の引張、曲げ、圧縮、せん断変形、弾性と塑性変形およびHookの法則に基づく応力とひずみについて学習した後、応力緩和、クリープ現象及び貯蔵弾性、損失弾性などの高分子特有の静的・動的粘弾性について理解する.さらに、Newtonの粘性則、ニュートン流体、非ニュートン流体など高粘性流体の流動挙動について学習する.具体的な達成目標は:
1)Hookの法則に基づく引張、曲げ、圧縮、せん断応力とひずみについて理解し、それらの関係を習得する.
2)高分子材料の弾性と塑性及び静的・動的粘弾性特性について理解するとともに金属材料との違いを習得する.
3)ニュートンの粘性則と管内流れの層流と乱流の特異現象について理解し、高粘性流体に関する基礎知識を身につける.

<授業計画>
1)レオロジー(変形と流れ学)の概念、高分子の重合、化学構造と物性との関わりについて学ぶ.
2)材料の引張、曲げ、圧縮、せん断応力とひずみの関係についてHookの法則を基に学び、弾性と塑性域について 応力―ひずみ線図から理解する.
3)エネルギー弾性とエントロピー弾性について解説しその特徴とその温度依存性挙動について学ぶ.
4)Maxwell's modelによる応力緩和、Voight’s modelによるクリープ現象及び貯蔵弾性率、損失弾性率など静 的・動的粘弾性について解説し、高分子材料特有の性質を学習する.
5)Newtonの粘性則を基にニュートン流れ、非ニュートン流れにおけるせん断力
 とせん断ひずみ速度(速度勾配)の関係について学習する
6)非ニュートン流体における塑性流動及びせん断応力とせん断ひずみ速度の関係
 について学び、粘性流体のべき則について学ぶ.
7)円管内流れにおける層流と乱流をハーゲン・ポアズイュの法則に関連して学習し、端管におけるダイスゥエル 効果、ワイゼンベルグ効果と法線応力について学ぶ.
8)せん断粘度と伸長粘度について解説し、それらの測定手法について解説す
9)定期試験

<成績評価方法及び水準>
成績評価は達成度チェックのため3〜4回程度の演習を兼ねた小テスト(40%)と最終講義時間(13週目)に行うテスト(50%)の合計点に平常点(10%)を加算した総合点60点以上を合格とする.従って、期末試験は無い.

<教科書>
特に指定しないが興味のある人は次の参考書を薦める.

<参考書>
大柳 康著、「ポリマープロセッシング・レオロジー入門」、アグネ承風社、を参考書として活用すると良い.

<オフィスアワー>
来室は自分の都合の良い時いつでも可、ただし、次により在室(12号館-103室)の有無を確認して欲しい.
内線3518、TEL(直通)0426-28-4459、e-mail:at76030@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
数式の多い科目であるが授業はできるだけこれを使わずに事象、現象について教材を用いて具体的に解説し、質問の有無を確認しながら演習を兼ねた小テストを中心に進める.

 

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