△教育と社会（Society and Education）[4473]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

　教育のあり方は、どの時代、どの地域にも共通というわけでは決してなく、その時々の社会のあり方に深く規定されている。社会・歴史・子どもという三つの視点から考えることによって、教育とはなにか、また教育学とはどのような学問かということについて考えてみたい。

＜授業計画＞

１．学校と社会
・教育問題と教育科学
・学校化社会の構造
・文化伝達機関としての学校
・学校の文化と機能
２．教育と学校の歴史
・教育史研究の転回
・教育とはなにか？
・近代学校空間の歴史的特異性
・近代に於ける「子ども」の発明
３．子どもと教育
・教育実践の検討

＜成績評価方法及び水準＞

　原則として、一人１回以上教科書について報告をしてもらう。報告を行った者には単位を認める。

＜教科書＞

　藤田英典・田中孝彦・寺崎弘昭『教育学入門』（岩波書店）

＜オフィスアワー＞

　授業の前後に教室または講師室にて。それ以外はメールで約束の上、対応します。
HFD03216@nifty.ne.jp

＜学生へのメッセージ＞

　この授業では、ただ講義を聞くのではなく、自ら授業に参加することが求められます。みなさんの積極的な授業への参加を希望します。

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