2003年度工学院大学 第1部建築学科 環境コース

日本経済論(Japanese Economy)[4373]

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2単位
松石 達彦 非常勤講師

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本講義では、戦後の日本経済の流れ、その特質、そして現在噴出している経済諸問題をとりあげる。それらを平易に解説し、学生に現実の経済問題に対する意識を高めてもらうことを目的とする。

<授業計画>
1.ガイダンス。戦後の日本経済概観。
2.戦後の日本経済の概観。
3.日本的生産システム。
4.日本的雇用慣行。
5.バブル経済の発生。
6.バブル経済の崩壊と不良債権。
7.不良債権処理と失業。
8.産業構造の変化と構造的失業。
9.国の景気対策。
10.財政構造改革。
11.財政構造改革。
12.デフレ不況とインフレターゲット論。

<成績評価方法及び水準>
出席率、講義中のレポート等を加味したうえで、期末試験と総合し、60点以上の者に単位を認める。詳しい成績評価方法は第一回目の講義で説明するので、必ず出席すること。

<教科書>
指定なし。

<参考書>
福田泰雄『現代日本の分配構造』(青木書店)。

<オフィスアワー>
講義後、教室または兼任講師室で。

<学生へのメッセージ>
日本経済の諸問題は学生にとっても他人事でなく、身近な問題である。講義にきちんと出席し毎回の内容をきっちりと理解できるように集中して受講してほしい。なお、前期の「経済学入門」を受講している方が講義を理解しやすい。

 

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