2003年度工学院大学 第1部建築学科 環境コース

世界の文学I(World Literature I)[4272]

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2単位
岩原 康夫 教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 グローバル化している今ほど外国文学を読み、味わうことが大切な時代はない。それは一つの国の言葉の、または歴史の、また文化の鏡だからだ。そこで、アメリカ文学を通して、この国の思想や文化や歴史や社会に触れ、一個人として人間の感性や知性を磨き、想像力の体験を広げて欲しい。この講義では、ネイティヴ・アメリカンの詩を含むアメリカの代表的な詩人の作品を読み、アメリカ文学の特徴を考えながら、その思想や文化の大きな流れを探ぐる。また少しでも文学作品を読む喜びに触れ、また自らと日本の社会や文化を考える契機になればと思う。

<授業計画>
第1週) 文学とは何か
第2週) アメリカの歴史−アメリカ文学の開花した時期まで(1)
第3週) アメリカの歴史−アメリカ文学の開花した時期まで(2)
第4週) ネイティヴ・アメリカンの詩
第5週) アン・ブラッドストリートとエドワード・テイラー
第6週) ラルフ・ウォルド・エマソン(1)
第7週) ラルフ・ウォルド・エマソン(2)
第8週) ヘンリー・D・ソロー(1)
第9週) ヘンリー・D・ソロー(2)
第10週) ウォルト・ホイットマン(1)
第11週) ウォルト・ホイットマン(2)
第12週) ウォルト・ホイットマン(3)
第13週) まとめ 小テスト

<成績評価方法及び水準>
 原則として、レポート(40パーセント)、小テスト(30パーセント)、クラスにおけるディスカッションや質疑応答などに対するparticipation(30パーセント)によって、評価する。

<教科書>
プリントを用意する。

<参考書>
渡辺信二訳,アメリカ名詩選−アメリカ先住民からホイットマンへ(本の友社)

<オフィスアワー>
火曜日 8:30〜9:20 及び12:30〜13:10(八王子)
木曜日 12:30〜14:40(新宿)
これ以外にも、随時appointmentをとって、相談にくること。

 

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