2003年度工学院大学 第1部建築学科 環境コース
△中国語I(Chinese I)[3571]
2単位 水原 寿里 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 授業の内容は発音の要領と方法の解説や実際の発音指導練習を進める中で、学生が短期間で正確に発音と四声のポイントをマスターすることができるようにし、教科書の内容に基づいて、文章の朗読、読解、語彙の説明、文法、文型の活用など順次講義を進め、ほぼ自由自在に熟練して応用能力で比較的単文を作り、中国式の思考方法で自分の簡単な思惟を表現することができるようにし、日常会話が話せるようになるまでの表現能力をつけることで達成目標とする。また、国際人を目指している履修者のみなさんに対して中国に関する様々な文化(古代・現代)のことも楽しく、メディアを通して紹介していく授業である。
- <授業計画>
- 前期授業内容紹介:
1.発音指導(母音・子音・声調)、発音の練習に合わせて簡単な挨拶用語を習得する。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 2.発音指導(音節の構造、音節の特別なつづり方、声調符号のつけ方、声調の変化)、 発音の練習に合わせて簡単な挨拶用語を習得する。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 3.第一週と第二週の発音練習の上、様々なピンインの書き方、発音に関する聞き取りを練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 4.発音指導及び人称代名詞の紹介、姓名のたずね方、こたえ方を習得。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 5.主語と述語。述語成分の違いによる文の分類。中国語の四文型:動詞述語文の紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 6.中国語の四文型:形容詞述語文。形容詞のたずね方とこたえ方の練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 7.中国語の四文型:名詞の紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 8.一週一句。中国語の四文型:主述述語文の紹介。文型のたずね方とこたえ方の練習 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 9.一週一句。連体修飾語、連用修飾語、構造助詞“的”の紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 10.一週一句。補語の種類と用法の紹介と練習。数量補語、結果補語、程度補語、方向補語、可能補語など。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 11.一週一句。省略疑問文、反復疑問文の紹介と練習。指示代名詞、中心語の省略の紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 12.一週一句。家族構成の名称、公共施設のいろいろ、乗り物のいろいろ等の紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 13.一週一句。全体の復習と定期試験の準備。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 14.前期定期試験。 後期授業内容紹介: 1.前期授業の復習及び中国語における完了態、変化態、持続態、進行態、経験態などの紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 2.形容詞述語文における比較表現、長さの単位、四季と寒暑、数の数え方の紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 3.名詞述語文における曜日の言い方、時刻の言い方、金額の言い方などの紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 4.連体修飾語の語順と連用修飾語の語順に関する紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 5.程度補語と目的語の紹介と練習。球技のいろいろ。程度補語のたずね方とこたえ方。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 6.数量補語と目的語の紹介と練習。数量補語と語気助詞“了”の使い方の紹介と練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 7.結果補語と目的語の紹介と練習。結果補語のたずね方とこたえ方。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 8.方向補語“来”“去”、複合方向補語、複合方向補語のいろいろ。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 9.可能補語と助動詞の紹介と練習。可能補語のたずね方とこたえ方。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 10.補語の五大種類における用法の復習と総合練習。 授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント一枚を書いて提出する。 11.助動詞における“(希望)〜したい”“〜しなければ”“しないでください”“するな” などの文型に関する紹介と練習。 12.兼語文の紹介。全体の復習と定期試験の準備。 13.全体の復習と定期試験の準備。 14.定期試験。
- <成績評価方法及び水準>
- 評価は、2回の期末試験と小テストに基づくが、中国語授業に対する勉強の積極性、授業態度、出席状況など総合的に考えて行なう。
- <教科書>
- 『ポイント学習 中国語初級』[新装版]。大石智良・鈴木靖 著。東方書店。1999年。
- <参考書>
- 『現代中国語辞典』香坂順一著。光生館出版。1987年。
- <オフィスアワー>
- 水曜日9時から12時30分 八王子キャンパス講師室と授業終了後教室で。
水曜日16時から18時30分 新宿キャンパス12階教務課共通課程講師室と授業終了後教室で。 土曜日9時から12時30分 八王子キャンパス講師室と授業終了後教室で。
- <学生へのメッセージ>
- ようこそ、みなさん。
初めて中国語の世界の入り口に立ったみなさんを、心から歓迎します。 ところで、みなさんはどんな理由から中国語を学ぶ気になったでしょう。中国の言葉そのものに興味を持ったからでしょうか。中国の人々、中国の歴史や文化に関心があるからでしょうか。 いや、特に立派な理由はないという人もいるかも知れません。“中国語独特のあの響きが面白いから、ちょっとのぞいてみたくなって”とか、“何がということはない、漠然とした興味から”とか……。 人それぞれ−−それが自然な姿というものでしょう。本格的な関心派はもちろん大歓迎ですし、ちょっとした好奇心派や漠然たる興味派も大いに歓迎します。それぞれがいま持っているその気持ちを大切にしてください。学んでいくうちに、小さなものが大きく育ち、実を結ぶことだって決して少なくありません。 いうまでもなく、外国語を学ぶ目的は異文化とのコミュニケーションです。教室での授業を通して相手の言いたいことを少しでも理解し、自分の言いたいことをカタコトでも表現できたら、それが異文化間コミュニケーションの始まりです。そのコミュニケーションの範囲を、無理なく、少しずつ拡大していけるように、一年間、一歩一歩着実に進めば、かならず中国語の基本をマスターできるでしょう。 それでは、国際人を目指しているみなさん、未知の中国語ファタジの異文化世界へ 第一歩を踏み出してください。
- <備考>
- 予習と復習が必要。
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