2003年度工学院大学 第1部建築学科 環境コース
現代社会論(On the Contemporary Society)[3503]
2単位 勝田 由美 助教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 現代社会の様々な問題に関する基本的な知識を身につけ、またそれに対する自分の意見を的確に表現する訓練をします。
- <授業計画>
- 今年度は、パレスチナ問題を手がかりとして、現代世界における民族と国家の問題を考察します。『君はパレスチナを知っているか』(下記参照)を基本テキストに、参加者の報告と討論を中心に進めていきます。参加者には各自最低一回の報告が義務づけられ、また報告の際には、基本テキストだけでなく、個別にこちらが推薦する参考文献をあわせて最低一冊は読んでもらいます。
受講希望者は、受講希望理由を800字程度にまとめ、第一回目の授業に持参すること。その際、単に「プレゼンテーション能力の向上をはかる」「現代の政治や社会の問題について知りたい」といった漠然とした理由ではなく、パレスチナ、あるいはその他の民族や国家の問題に関連させて、具体的に展開してください。このように書くことを通じて自分自身の関心を明確にすること自体、この授業が目的とする表現の訓練となり、成績評価の対象にも含まれます。
- <成績評価方法及び水準>
- 授業にきちんと出席し、学期末の課題レポートを行い、授業中の報告や小レポートを加味して総合的に評価し、60点以上の者に単位を認めます。成績評価方法および水準の詳細については第一回目の授業時に説明するので、必ず出席すること。
- <教科書>
- 『君はパレスチナを知っているか』(奈良本英佑、ほるぷ出版)
- <参考書>
- 適宜指示する。
- <オフィスアワー>
- 授業開始前・終了後、または、毎週水曜日午後4時から4時30分まで、新宿校舎27階の研究室で。
- <学生へのメッセージ>
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