2003年度工学院大学 第1部建築学科 環境コース

歴史と法(Law and History)[3467]

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2単位
長谷川 憲 教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 歴史の中で変遷する法制度を、各国の法制度の歴史を素材にして、比較検討しながら,日本国憲法および近現代の法制度の問題点を考える。
 近現代法および日本国憲法の理念と意義を理解すること

<授業計画>
1.〜4. 国家と法
  古典古代の国家と法  
  中世までの国家
  国民国家 
5. 〜8.近代国家と法
  近代的議会制度の由来と課題 
  行政機構と立法統制
  裁判システムと法
  違憲審査制度と憲法 
9. 〜13. 日本国憲法と法
  大日本帝国憲法
  日本国憲法
  国際法と憲法
  地域主義と憲法
  直接民主制と憲法
  NPO・NGOの活動と憲法
14. 定期試験 

<成績評価方法及び水準>
授業にきちんと出席した学生に対し、学期末の筆記試験を行い、授業中に行う小テストまたは小レポートなどにより総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。成績評価方法および水準の詳細について、第一回目の授業において説明するので、必ず出席すること。

<教科書>
『憲法四重奏』有信堂高文社

<参考書>
『憲法と政治生活』(北樹出版)
『自由・平等・友愛』(八千代出版)

<オフィスアワー>
新宿校舎:月曜・火曜・水曜・金曜(午後・夜);八王子校舎:木曜(午後)

<学生へのメッセージ>
授業に出席すること,学ぶことの必要条件にすぎない。授業を利用して、自分の頭で考え,批判的に物事を見直すことができれば,何が十分条件なのかが見えてくるかも・・・

<備考>
*本科目は日本国憲法1単位を含む。

 

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