2003年度工学院大学 第1部電子工学科

線形代数学II(Linear Algebra II)[4217]

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2単位
北原 清志 助教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
“線形”の概念は数学の分野だけでなく,各種の自然現象の取り扱いにおいてとくに重要である。線形代数学Iを基礎にして,ベクトル・線形写像,固有値・固有ベクトルなどについて学ぶ。

<授業計画>
 1.ベクトル空間と部分空間
 2.1次独立と1次従属(1)
 3.1次独立と1次従属(2)
 4.ベクトル空間の基と次元
 5.線形写像
 6.線形写像の表現行列
 7.固有値と固有ベクトル(1)
 8.固有値と固有ベクトル(2)
 9.行列の対角化
10.内積
11.正規直交基と直交行列
12.対称行列の対角化
13.対角化の応用
14.定期試験

<成績評価方法及び水準>
期末試験の結果を評価する。

<参考書>
「入門線形代数] 三宅敏恒著 (培風館)

<オフィスアワー>
木曜日 14:40〜15:30 それ以外でもメールで約束の上,対応可。

<学生へのメッセージ>
 線形代数は抽象的な部分が多いので,始めは戸惑うかもしれないが,じっくり学習すれば大変分かりやすいことに気が付く。十分に復習することが大切である。

 

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