2003年度工学院大学 第1部電子工学科
○線形代数学II(Linear Algebra II)[4217]
2単位 北原 清志 助教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- “線形”の概念は数学の分野だけでなく,各種の自然現象の取り扱いにおいてとくに重要である。線形代数学Iを基礎にして,ベクトル・線形写像,固有値・固有ベクトルなどについて学ぶ。
- <授業計画>
- 1.ベクトル空間と部分空間
2.1次独立と1次従属(1) 3.1次独立と1次従属(2) 4.ベクトル空間の基と次元 5.線形写像 6.線形写像の表現行列 7.固有値と固有ベクトル(1) 8.固有値と固有ベクトル(2) 9.行列の対角化 10.内積 11.正規直交基と直交行列 12.対称行列の対角化 13.対角化の応用 14.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 期末試験の結果を評価する。
- <参考書>
- 「入門線形代数] 三宅敏恒著 (培風館)
- <オフィスアワー>
- 木曜日 14:40〜15:30 それ以外でもメールで約束の上,対応可。
- <学生へのメッセージ>
- 線形代数は抽象的な部分が多いので,始めは戸惑うかもしれないが,じっくり学習すれば大変分かりやすいことに気が付く。十分に復習することが大切である。
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