2003年度工学院大学 第1部電子工学科

電気磁気学演習I(Exercises in Electromagnetism I)[3220]

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1単位
川西 英雄 教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 電気磁気学Iで学んだ方程式を用い、具体的な現象に関する解析・計算を演習する。

<授業計画>
1.真空中の電荷と静電界I:電荷、クーロンの法則、
2.真空中の電荷と静電界II:電界と電界ベクトル
3.真空中の電荷と静電界III:電気力線、電界に関するガウスの法則、
4.電界の発散(積分法則)
5.真空中の直流電流と磁束密度I:電荷と電流、電荷の保存、
6.真空中の直流電流と磁束密度II:直流電流間に働く力、ベクトル積
7.空中の直流電流と磁束密度III:磁束密度、磁束密度と発散、磁石と磁荷
8.中間試験
9.ベクトル解析と座標系I:スカラ積、ベクトル積、
10.ベクトル解析と座標系II:ベクトルの勾配、発散
11.静電界と電位I:線積分、電位と電界、電界の発散(微分形)
12.静電界と電位II:ポアッソンの方程式、ラプラスの方程式、電気双極子
13.導体と静電容量:静電容量の定義、容量係数と電位係数、静電誘導
14.期末試験

<成績評価方法及び水準>
中間試験及び期末試験の平均点で評価する。

<教科書>
「電気磁気学」 末松安晴 著 (共立出版)

<オフィスアワー>
毎週火曜日 5時間目
八王子校舎・5号館 5-804号室(内線:3443)

<学生へのメッセージ>
 電気磁気学Iの講義だけでは、電気磁気学は十分には理解できないであろう。この演習を解くことを経験することで、応用力を備えたより深い理解が可能となる。電気磁気学演習Iの初めには、試験の際の解答用紙の書き方も細かく指導する。

 

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