2003年度工学院大学 第1部電気工学科
△科学と哲学(Science and Philosophy)[5167]
2単位 草野 章 助教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 論理学の体系の中で最も解りやすく美しい「自然演繹」(natural deduction)と呼ばれる推理形式を学びつつ,科学と哲学が共にそこから出発する共通の地盤である「思考」の成り立ちについて考えてみたい。
- <授業計画>
- 講義は大凡以下の順序で進められる。
1. 「証明」の問題 2. 自然演繹の推論規則 3. 自然演繹の証明法 4. 自然演繹の証明問題(1) 5. 自然演繹の証明問題(2) 6. 自然演繹の証明問題(3) 7. 規則適用上の注意点 8. 古典論理と直観主義論理 9. 述語論理の自然演繹(1) 10. 述語論理の自然演繹(2) 11. 変数条件 12. 練習問題とまとめ(1) 13. 練習問題とまとめ(2) 14. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 受講者のきちんとした出席を不可欠の前提とした上で、定期試験の成績に、授業中の課題演習等の成績を加味して総合的に評価し、60点以上の者に単位を認定する。成績評価方法及び水準の詳細については第1回目の授業時に説明するので、必ず出席すること。
- <教科書>
- 用いない。適宜教材を配布。
- <参考書>
- 授業の中でその都度指示する。
- <オフィスアワー>
- 金曜日 16:00〜17:00 新宿校舎27階人文研究室にて
- <学生へのメッセージ>
- 私たちの日常的推理の基本形式を学びましょう。
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