2003年度工学院大学 第1部電気工学科
英語による手紙と論文の書き方(How to Write Letters and Papers in English)[4469]
4単位 岩原 康夫 教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- このゼミの基本的な狙いは、conceptualizeした、論理的な英語の表現力を養成することにある。それによって、手紙や論文で自分の考え、気持ち、意見などを組織だった、首尾一貫した視点から伝え得ることが達成目標になる。したがって、このゼミの対象とする履修者は、二種類の学生である。その一つは、E-mailや外国の友人に英語で手紙を書こうとする意図を持つ者、もう一つは大学院に入り、工学の専門の研究を継続しようとする者である。ゼミでは構文に基づく文章作成、“Main ideas”“Topic Sentences”“Transitions in a Paragraph”などの表現練習をし、それを更に纏まったconsistencyのあるエッセイや論文や手紙に仕上げる練習をする。すべての提出物は、添削され、返還される。また原則的に、毎週の課題提出が義務づけられているので、それを実行する意志が受講条件である。
- <授業計画>
- 前期は、論理的な文章表現に不可欠な構文や表現を練習し、それを通して、毎週conceptualizeした、または一定の情報やstoryのある短文を作成する。それと同時に、“Main ideas”“Topic Sentences”“Transitions in a Paragraph”の説明を行い、パラグラフの組み立て方を学ぶ。後期は、パラグラフから簡単なエッセイ、論文、纏まった手紙に発展するように、“Description”“Narratives”“Personal Opinion”“Illustration”“Classification”“Analysis”“Cause and Effect”“Comparison”“Contrast”“Problem-Solution”“Instruction”などの表現練習をする。
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として、課題に対する提出物と学年末のレポートが60パーセント、予習、発表、クラスにおけるparticipationが40パーセントの割合で判断する。
- <教科書>
- S.Kathleen Kitao & Kenji KitaoUnderstanding English Paragaraphs(英潮社)
これ以外にプリントを用意する。
- <オフィスアワー>
- 火曜日 8:30〜9:20 及び12:30〜13:10(八王子)
木曜日 12:30〜14:40(新宿) これ以外にも、随時appointmentをとって、相談にくること。
- <備考>
- 自由研究科目:「英語の手紙と論文の書き方」(木曜日4時限目)
上記の科目をはじめて選択する予定の学生諸君は、4月4日(木曜日)の12:30より27階の外国語研究室に来ること。簡単なオリエンテーションと面接をする。
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