2003年度工学院大学 第1部電気工学科

電磁環境(Electromagnetic Environment)[4194]

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2単位
中根  央 教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 電力線や通信線などを伝わってくる自然現象や人口システムを発生源とする不要な電磁波が,我々の生活環境に大きな影響を与えている。この講義では,ノイズの種類と発生源,電磁干渉,EMIおよびイミュニティ試験,電磁しゃへいの方法,不要電磁ノイズ規制の国際規格などについて説明する。

<授業計画>
1. 人間社会を取りまく電磁環境
2. EMC(電磁環境両立性)とは
3. 電磁妨害波の基本
4. 妨害波の発生と結合とは,
5. 妨害波のシールド
6. 電波吸収材
7. イミュニティ測定
8. イミユニティ対策
9. EMC対策について
10. EMC規制と国際規格

<成績評価方法及び水準>
出席は毎講義ごとにとる。最終チェックは試験またはレポート提出で行なう。

<教科書>
「電磁妨害の基本と対策」清水,杉浦共著(電子情報通信学会編)

<参考書>
講義中に指示する。

<オフィスアワー>
月曜日12:15〜13:00
木曜日12:15〜13:00

<学生へのメッセージ>
我々を取りまく電磁環境問題の基礎的な所から最新の話題まで説明する。
ビデオなども使用して,視覚的に実際のEMC関係の測定器の理解,問題点およびその解決法などについても勉強する。

 

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