△現代の論理学（Modern Logic）[1318]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

　論理学は一般に正しい思考の法則や形式を研究する学問であるといわれます。本講義では、現代の「記号論理学」について分析タブローの方法を中心として学び、記号計算を練習しながら、「計算としての論理的思考」ということについて考えます。

＜授業計画＞

1. 記号と計算
2. 命題論理における命題：要素命題と複合命題
3. 命題の記号化：論理的結合子と論理式の定義
4. 真理関数：命題の真理値と真理表
5. トートロジーと論理法則
6. 論理的結合子の定義的関係
7. 命題論理における推論：推論の妥当性と推論形式
8. 推論の妥当性のテスト
9. 演繹的論証
10. 述語論理：命題関数と量化子の導入
11. 定言命題の記号化
12. 関係命題と同一性
13. 例題演習
14. 定期試験

＜成績評価方法及び水準＞

　毎回の授業に出席することを成績評価の前提とします。単位の認定は原則として学期末定期試験の成績によるものとし、成績が６０点以上の場合に単位を認めます。成績評価の方法と水準については、最初の授業のときに、その詳細を説明する予定です。必ず自分の耳で説明を聞き、疑問な点があるときには質問してください。

＜教科書＞

　「思考の回路−論理学ABC−」平野耿編(富士書店)

＜オフィスアワー＞

　授業終了後に教室または兼任講師室で。

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