2003年度工学院大学 第1部応用化学科

経済学入門(Introduction to Economics)[4372]

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2単位
松石 達彦 非常勤講師

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
旧ソ連、ベルリンの壁の崩壊により、現在、一部の共産主義国家を除けば、ほとんどの国が資本主義経済体制をとっている。本講義では、その資本主義経済のメカニズムを明快かつ平易に解説し、政治経済に無関心になりがちな学生諸君が現実の経済問題に興味を抱くきっかけを持てるようにすることを目的とする。

<授業計画>
1.ガイダンス。経済学の流れ。
2.市場メカニズムと価値・価格の決定。
3.商品と貨幣。
4.貨幣の発生と諸機能。
5.資本主義的生産過程。
6.資本主義的蓄積過程。
7.為替の仕組み。
8.実物経済とマネー経済。
9.中央銀行の役割。
10.株の仕組みとコーポレートガバナンス。
11.GDPの概念と経済成長。
12.貿易と直接投資。

<成績評価方法及び水準>
出席率、講義中のレポート等を加味したうえで、期末試験と総合し、60点以上の者に単位を認める。詳しい成績評価方法は第一回目の講義で説明するので、必ず出席すること。

<教科書>
指定なし。

<参考書>
講義中適宜紹介する。

<オフィスアワー>
講義終了後、教室または兼任講師室で。

<学生へのメッセージ>
教科書指定がない分、講義を真面目に受講し理解したかどうかが試験でハッキリするので、講義にはきちんと出席し真剣な態度で臨むこと。

 

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