2003年度工学院大学 第1部応用化学科

石油と石油化学(Petrochemistry)[3576]

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2単位
大勝 靖一 教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 石油・石炭などの化石資源をエネルギーとしてではなくて、有機化学工業の原料として見た立場から講義する。有機化学第一・第二で学んだ化学反応がいかに巧みにかつ経済性を考慮して有機化学工業に利用されているかを理解させたい。「触媒化学」を併せて履修することを薦める。

<授業計画>
1.石油・石炭などの炭化水素資源の概要
2.石油の種類と精製
3.ガソリンの製造
4.ガソリンと環境問題
5.潤滑油とその製造法
6.石油と石油化学
7.水素化反応と触媒
8.アルキル化反応
9.ハロゲン化反応
10.酸化反応と酸化防止−酸素の性質
11.酸化反応を利用する合成反応
12.その他の石油化学
13.石炭化学の現状−C1化学

<成績評価方法及び水準>
定期試験による。

<教科書>
使用しない。

<参考書>
講義で紹介する。

<オフィスアワー>
水曜日 3限 2064号室

<学生へのメッセージ>
講義に出席し、耳を傾けること。

 

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