2003年度工学院大学 第1部応用化学科

生物工学序論(Introduction of Biotechnology)[3272]

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2単位
平野 盛雄 教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
化学の立場から生物機能を解明し、それを科学技術の発展に結びつけるには、今何をなすべきか。この問題を考える糸口となるバイオテクノロジーの基礎と応用について解説する。具体的な達成目標を以下に示す。(1)バイオテクノロジーを知る上での基礎事項、酵素、 ATPについて理解する。(2)遺伝子DNAの基礎を理解する。(3)バイオテクノロジー発展の歴史を理解する。

<授業計画>
1.バイオテクノロジー発展の歴史
2.細胞の構造と機能
3.生体触媒・酵素I
4.生体触媒・酵素II
5.生体内エネルギー
6.ATPの利用
7.遺伝子工学の発展(1)遺伝子の本体DNA
8.遺伝子工学の発展(2)遺伝子は移植できるか;DNAの複製
9.遺伝子の欠陥、酵素の欠除
10.植物組織培養の方法
11.植物組織培養による物質生産
12.細胞融合の長所と短所
13.まとめ

<成績評価方法及び水準>
中間理解度チェック1割、期末試験9割の割合で評価し、合計60点以上の者に対して単位を認める。

<教科書>
なし。必要に応じて参考書を紹介する。

<オフィスアワー>
火、水曜日以外の16:00〜18:00(20F2065室)

<学生へのメッセージ>
毎週出席し、講義内容が理解できなかったら、早めに質問して下さい。

 

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