2003年度工学院大学 第1部応用化学科
△生物工学序論(Introduction of Biotechnology)[3272]
2単位 平野 盛雄 教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 化学の立場から生物機能を解明し、それを科学技術の発展に結びつけるには、今何をなすべきか。この問題を考える糸口となるバイオテクノロジーの基礎と応用について解説する。具体的な達成目標を以下に示す。(1)バイオテクノロジーを知る上での基礎事項、酵素、 ATPについて理解する。(2)遺伝子DNAの基礎を理解する。(3)バイオテクノロジー発展の歴史を理解する。
- <授業計画>
- 1.バイオテクノロジー発展の歴史
2.細胞の構造と機能 3.生体触媒・酵素I 4.生体触媒・酵素II 5.生体内エネルギー 6.ATPの利用 7.遺伝子工学の発展(1)遺伝子の本体DNA 8.遺伝子工学の発展(2)遺伝子は移植できるか;DNAの複製 9.遺伝子の欠陥、酵素の欠除 10.植物組織培養の方法 11.植物組織培養による物質生産 12.細胞融合の長所と短所 13.まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 中間理解度チェック1割、期末試験9割の割合で評価し、合計60点以上の者に対して単位を認める。
- <教科書>
- なし。必要に応じて参考書を紹介する。
- <オフィスアワー>
- 火、水曜日以外の16:00〜18:00(20F2065室)
- <学生へのメッセージ>
- 毎週出席し、講義内容が理解できなかったら、早めに質問して下さい。
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