2003年度工学院大学 第1部応用化学科

応用化学実験IV(Applied Chemistry Laboratory IV)[0331]

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1単位
長谷川 昭 講師
山口 和男 講師

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
「応用化学実験」は、1,2年生で履修した各化学基礎実験で修得した実験操作法や知識をもとに、応用化学の各専門分野の実験を行うことを内容とする。またこれは4年生になったときの卒業論文のための実験の基礎となるものである。
 以下に具体的な達成目標を示す。
(1)専門科目の講義で得た知識をさらに実験を通して深めること(2)実験・研究の方法・進め方を会得すること(3)測定機器類の測定原理を理解し、操作方法を修得すること

<授業計画>
1.赤外線吸収スペクトル
2.核磁気共鳴吸収スペクトル
3.質量分析スペクトル
4.熱分析
5.X線分析
6.可視・紫外吸収スペクトル及び蛍光スペクトル

<成績評価方法及び水準>
出席状況、予習、実験技術(態度)、レポートおよび実験に関する内容の理解(テスト)などから総合的に評価する。

<教科書>
「応用化学実験」工学院大学応用化学科編
「化学文献の調べ方(第4版)」泉 美治他監修(化学同人)

<参考書>
「化学情報−文献とデータへのアクセス−」千原秀昭・時実象一共著(東京化学同人)
「増補 化学のレポートと論文の書き方」泉 美治他監修(化学同人)
「応用化学実験<物質化学コース>教材」紺屋 栄編著

<オフィスアワー>
授業前後

<学生へのメッセージ>
 実験に当たっては、テキストに書いてある通り機械的に実験してレポートを書くというのではなく、記述されている実験の内容について、自分で必要な試料・器具・手順を考えて、問題点がないかどうかを確認したのち、実験ノートに記入し、当日の実験に備えることが必要である。また実験における諸注意をまもり、事故をおこさぬように注意しなければならない。危険性のある試薬等を扱う場合は安全メガネ(またはメガネ)をかけることが必要である。

 

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