2003年度工学院大学 第1部機械システム工学科
油空圧制御(Hydraulics and Pneumatics)[5294]
2単位 廣木 富士男 助教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 油空圧システムは流体の圧力エネルギーを利用して各種の機械装置を作動させるシステムである。本科目は油圧を中心に油空圧に関する流体力学の基礎、油空圧機器の構造・機能、油空圧の基本回路、電気−油空圧シーケンス回路について講義する。なお、毎週の理解を確認するため授業の最後15分程度は演習に当てる。
(JABEE機械システム基礎工学プログラムの学習・教育目標)D−2:○、D−4:◎ (JABEE基本キーワード)流体力学、メカトロニクス (JABEE個別キーワード)流体の物性、粘性流体、層流と乱流、静圧と動圧、ベルヌーイの定理、状態方程式、アナログ・ディジタル回路、アクチュエータ (前提となる基礎知識と修得後の展開)本科目を履修する前に、「流体力学」「基礎メカトロニクス」を履修しておくことが望ましい。
- <授業計画>
- 1.油空圧の概要:油空圧の歴史と応用機械、油空圧と自動制御
2.油空圧における基礎:流体の諸性質、流体の静力学、流体の動力学 3.油圧ポンプ:種類と構造、動力と効率 4.アクチュエータ:種類と構造、性能 5.制御弁(1):圧力制御弁、流量制御弁 6.制御弁(2):方向制御弁、サーボ弁 7.基本回路(1):回路の概要と構成、圧力制御回路 8.基本回路(2):速度制御回路、方向制御回路 9.基本回路(3):油圧モータ制御回路、フィードバック制御回路 10.電気−油空圧シーケンス回路(1):シーケンス制御回路の基礎、ブール代数の応用 11.電気−油空圧シーケンス回路(2):カルノー図法と論理式の簡単化、記憶回路とその応用回路 12.電気−油空圧シーケンス回路の組立 13.まとめ、総合演習
- <成績評価方法及び水準>
- 期末試験の結果を50%,毎授業に課す演習の結果を50%の割合で評価する(ただし、受講者が極めて少ない場合は期末試験を総合演習に替える場合もある)。評価の結果が学則により合格と認められた場合は、上記「機械システム基礎工学プログラムの学習・教育目標」(D−2)および(D−4)は達成される。
- <教科書>
- 「油圧と回路」小栗幸正高橋徹著(理工学社)
- <オフィスアワー>
- 水曜日 10:00〜10:30(1666号室)
Eメールは随時受け付ける(at94296@ns.kogakuin.ac.jp)
- <学生へのメッセージ>
- 流体力学,熱力学の復習を期待する。
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