2003年度工学院大学 第1部機械システム工学科

科学技術と倫理を考える(Study on Technology and Ethics)[4504]

[試験情報を見る]

2単位
林  真理 助教授

最終更新日 : 2003/05/10

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 現代社会には、科学技術と倫理をめぐる様々な問題があります。そういった問題として、たとえば様々な技術的・社会的要因によって生じている環境問題、生命がテクノロジーに操作されるようになったことなどを挙げることができます。こういったことに対して大きな倫理的問題を感じ、科学技術のあり方に疑問をもつことがあるのは自然なことではないでしょうか。この授業は、一人一人が自分の持っている疑問について、調査し、互いに意見を交換しつつ、自分なりの答えを見つけることを目標にします。そういったことを通じて、疑問を整理し形にすること、調査の仕方、発表の仕方などの技術も学びます。

<授業計画>
授業第1回目のガイダンスの際に、受講希望者は「科学技術と倫理についての関心」を800字程度にまとめて持参すること。

1.ガイダンス
2.発表方法についての説明
3.資料収集についての説明
4〜13.報告、質疑、討論、講評

<成績評価方法及び水準>
毎回、発表に対する小レポートを課すとともに、質疑応答の内容などによって平常点(40%)を評価する。それと発表点(60%)とを併せて総合的に評価し、60点以上の者を合格とします。詳細については、第1回目の授業時に説明するので、必ず出席すること。

<教科書>
使用しない。

<参考書>
授業で指示する。

<オフィスアワー>
前期:火曜日10:40-12:10
後期:木曜日16:20-17:50

<学生へのメッセージ>
毎回授業に出席し、意味のある参加をなすことが必要条件とします。積極的な参加によって何かを得て欲しいと思います。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/lectures.html

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2003 Kogakuin University. All Rights Reserved.