2016年度 試験情報
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第1部応用化学科 応用化学コース
機能性先端材料( Functional Advanced Materials )


<試験関係特記事項>
持ち込みはなしとする。電卓は許可しない(必要ない)。
以下の項目について十分具体的に説明できるように準備すること。1,2行での説明や,不十分,あるいは不正確な説明の場合は得点が低くなるので注意する。計算中に桁数を間違う場合が多く見られるので注意して見直すこと。これら以外の出題もあるので,電子ファイルの図を参照し,十分講義内容の復習を行っておくこと。ただし,出題は講義で取り上げた項目からのみに限る。
過去問の解答例が出回っている感触を毎回試験採点で感じますが,間違った解答例が多いので,自分で勉強した結果を解答するように進言します。
また,1月25日の講義日も忘れないで参加して下さい。
では,試験勉強の健闘を祈ります。

(1) ファインマンのナノテクノロジーとドレッスラーのナノテクノロジーについて説明せよ。
(2) ナノテクノロジーにおけるトップダウンとボトムアップについて説明せよ。
(3) 1cm(あるいは18m,15cmなど)を,km,m,cm,mm,μm,nm,Åの各単位で表示せよ。
(4) 1cm3の角砂糖1個の大きさに原子(サイズ1Åとする)は何個入るか。また,原子に1か0の情報を付加したとき,本1冊が109ビットとすると,1cm3には何冊の情報が入るか。(ただし,テキスト本文に桁の間違いがあったので気を付けて。図の方は大丈夫です)
(5) フラーレンとカーボンナノチューブについて説明せよ。その機能的応用について書け。
(6) LIGAプロセスとは何か。具体的に説明せよ。
(7) フォトリソグラフィとは何か。レジストとは?
(8) 半導体微細加工の手法について知るところを書け。
(9) マイクロ化学チップのような反応の小型化の意義を述べよ。
(10) 人工骨と生体模倣(バイオミメティックス)について説明せよ。
(11) ゼオライトの特徴をナノテクノロジーの観点から説明せよ。ミクロポア,メソポア,マイクロポアのサイズの定義を述べよ。
(12) リポソーム,およびセラソームについて説明せよ。
(13) ドラックデリバリーにおけるナノテクノロジーはどのようなものか。
(14) アノード酸化アルミナの構造とその応用について述べよ。
(15) 自分の身の回りにあるナノテクノロジーについて説明せよ。
(16) 自己組織化と呼べる現象はどのような事象に現れているか。例を挙げて説明せよ。


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