2011年度 試験情報
閉じる

情報学部情報デザイン学科
生物学基礎論( Introduction to Biology )


<試験関係特記事項>
生物学基礎論 試験情報(入力:July 10 2011, Sun 15:00)!BR!!BR!○試験日時:平成23年7月25日(月)第1時限(09:00-10:30)!BR!◯試験教室:A-0762教室およびA-0765教室!BR!!BR!○注意事項:!BR!(1)ノート・配布プリント・参考書等の持込みは不可(鉛筆、消しゴムのみ)!BR!(2)問題用紙(A4両面印刷2枚)は退場時に回収します。!BR!(3) 答案用紙(A4両面印刷1枚: 所定の箇所に提出)!BR!!BR!○問題について:!BR!(問1) 細胞小器官の形・位置(配布プリントの図)やその働き(下記1-10)をおぼえておく。!BR!!BR!1. 細胞内呼吸に重要な役割を演じ、エネルギー(ATP)産生の場である。→ミトコンドリア!BR!2. 分泌物質の合成・濃縮を行い、完成された分泌顆粒とする。→ゴルジ装置!BR!3. タンパク合成の場である。→リボゾーム!BR!4. 核の近くに、特にゴルジ装置の中に位置することが多く、細胞分裂の分裂方向を決定している。→中心小体!BR!5. 加水分解酵素に富んだ顆粒で、細胞が外から取り込んだ異物や、細胞自身の構造物で不要になったものなどを消化分解する。→ライソゾーム(水解小体)!BR!6. 核膜につつまれた核の成分で、遺伝物質としてのDNAを豊富に含んでいる。→染色質!BR!7. 単位膜とよばれる二重膜構造をしており、外界からの物質の選択的透過性を有している。→細胞膜!BR!8. 染色質と細胞質間の物質交流路として大きな役割を演じているが、自由通路でなく、選択性を有し、物質交通の関門をなしている。→核膜孔!BR!9. RNAを主成分とする小体であり、リボゾームの成分であるリボゾーマルRNAの合成を行っている。 →核小体(仁) !BR!10. 外表面にリボゾームが付着した器官で、細胞質の物質交代の結果つくられた物質の輸送路になっている。→(粗面)小胞体!BR!!BR!(問2) タンパク合成に関する問題!BR!!BR! アデニン(A)とチミン(T) [またはウラシル(U)]、シトシン(C)とグアニン(G)が向い合っていることは必須である。DNAからRNAへの転写、RNAからアミノ酸(タンパク)への翻訳(遺伝子コード表参照)ができるようにしておく。!BR!!BR!(問3) 内分泌学の問題。40題の文章から15題の正しい文章を選ぶ問題。!BR!!BR!(例)下記は正しい文章である。!BR!1. ホルモンは大きくわけると、タンパク質系とステロイド系とがあるが、性ホルモンはステロイド系ホルモンである。!BR!2. ホルモンとは、循環系を通り、特異的にある器官に情報を伝達し、微量でその作用を示すものである。!BR!3. ホルモンが作用するためには、そのホルモンに対する受容体が必要である。!BR!4. タンパク質系ホルモンの受容体は、標的器官の細胞膜に存在する。!BR!!BR!<脳下垂体ホルモンについて>!BR!5. 脳下垂体前葉で合成され、分泌されるホルモンには6種類ある。!BR!6. 脳下垂体中葉ホルモンの黒色素胞刺激ホルモン(MSH)は、黒色素細胞に作用して、メラニン果粒を拡散させて体色を黒くさせる。!BR!7. 脳下垂体後葉ホルモンのバソプレッシンやオキシトシンは、視床下部で合成され、脳下垂体後葉で貯蔵される。!BR!8. 血管に作用して、血圧を上昇させるのは、脳下垂体後葉ホルモンのバソプレッシンである。!BR!!BR! などが参考例である。!BR!!BR!(問4) ホルモンを産生し分泌している器官(内分泌器官)を10コ書けるようにしておく。(注意:ホルモンの名前ではない)!BR!!BR!(問5) 視床下部-脳下垂体-生殖腺系(又は副腎皮質系、甲状腺系)を通して最終的に分泌されるホルモンが過剰に分泌された場合の自分自身の分泌量を減少させるための調節法である「負のフィードバック機構」について文章で説明できるようにしておく。!BR!!BR! 以上、がんばって下さい。勉強しておけば、できます。


Copyright(c)2001 Kogakuin University. All Rights Reserved.