2008年度 試験情報
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第1部情報通信工学科
化学II( Chemistry II )


<試験関係特記事項>
試験時間70分,持ち込みなし。!BR!試験は100点満点で実施する。!BR!ただし、試験の成績を80点満点に換算し、毎回の授業で行なった練習問題の成績を最大20点まで加味する場合がある。!BR!初回から最終回まですべての講義の内容を出題範囲とする。!BR!授業で配布した資料の練習問題、授業で出てきた用語の解説をよく確認しておくこと。!BR!!BR!◇12/19の練習問題の解答!BR!問:下のような塩基配列のDNA鎖があるとき、(1)と(2)に答えなさい。!BR! ・・・ATGGCATTT・・・!BR!(1) このDNA鎖と「対」になるもう一本のDNAの塩基配列はどうなるか?!BR!(2) 「ATG」が開始コドンであるとき、最初の3つのアミノ酸配列を書きなさい。!BR!!BR!答:(1) ・・・TACCGTAAA・・・!BR!A:アデニン,C:シトシン,G:グアニン,T:チミンを表している。これらの中で多重水素結合を作って対となるのは、AとTおよびCとGの二つの組み合わせである。対になるDNA鎖の塩基配列では、Aの向かいにT,Cの向かいにGのように、組になる塩基が並ぶ。!BR!(2) Met-Ala-Lys!BR!タンパク質のアミノ酸配列をDNAに情報として保存する際、連続した3つの核酸塩基の組み合わせを1セットにして1つのアミノ酸に対応させている。塩基の組み合わせ(コドン)とアミノ酸の対応は資料11表2を見れば分かる。ここでは3つのコドンATG, GCA, TTTが現れているので、表から対応するアミノ酸を探して、Met, Ala,Lysと続くことが分かる。


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